Upstream Training
-
開催概要・OpenStack Summitで行われたUpstream Trainingの日本版を開催いたします。
・Upstream Trainingとは、OpenStackのUpstreamのコミュニティ開発者となるための実践的なトレーニングであるとともに、オープンソースコミュニティで開発をするとはどういうことかを参加者各自で考え、今後の行動につなげていくものです。
・日本におけるOpenStackの認知度は高まりつつあり、ベンダ・Sier・クラウド事業者が実際に使いだしている状況です。しかし、OpenStackコミュニティ開発者は必ずしも多くはありません。今後、日本がOpenStackやクラウドの分野において競争力を維持していくためには、コミュニティ開発者を増やしていくことが必要です。今回のUpstream Trainingはそのような課題に対する解決手段になると期待しています。
・カリキュラムは基本的には本家Upstream Trainingをそのまま行います。ドキュメントも基本は英語のままとします。ただしわかりづらいところなど一部を日本語で補足することはありえます。トレーニング自体は日本語で進めます。 -
日時1日目 2015年2月2日(月)14:00~18:00
2日目 2015年2月3日(火)13:00~18:00
・両日とも参加必要
・前1週間、後2週間のオンライン作業があるため、実質1ヶ月 -
会場
-
定員数20名
-
参加費無料
-
対象今後OpenStackのコントリビューションを検討されているエンジニア
-
スキル要件OpenStackを自力で動かせる
Pythonが記述、読解できる(基礎レベルで可)
・Pythonに関する教育はプログラム内では行いません
・コースの中で、実際にパッチを作成するプロセスがあるので、Pythonが記述できないとコースを完遂できません -
参加申込1月16日(金)までに、氏名、所属、連絡先を以下のアドレスにメールでお送りください。
osdt-upstream [at mark] e-side.co.jp
定員数を超える応募があった場合は抽選となります。 -
参考
クラウドインテグレーション体験ラウンジ 実施概要
-
趣旨クラウドの「使い方」に焦点を当て、OpenStack上に「クラウドネイティブ」な仕組みをインテグレーションしていくための考え方と技術を体験し、学習できる開発者・インフラエンジニア向けのプログラムです。
クラウドは従来のサーバー仮想化とは異なり、既存のシステムをクラウド上に移行するだけでは、クラウドのメリットを生かすことはできません。このラウンジでは、クラウドを使うとはどういうことなのか、クラウドを有効活用するためのシステムはどうやってデザインするのか、といった疑問を解消します。来場いただいた方に代表的なデザインパターンをシナリオに沿って、実際にOpenStackを操作し、クラウドインテグレーションを体験していただきます。各テーマのコーナーには説明員がアテンドしており、参加者の質問に対応します。 -
テーマ例1. クラウド / OpenStackの基本操作
2. クラウド上でのデータ保護とシステム復旧の考え方
3. 自動化ツール(ansible)によるシステム自動展開、各種ツールと連携した自動テスト
4. 状態管理ツール(serf/consul)によるシステムの自律化
5. クラウドリソースとアプリケーションリソースの分離による効率化(Docker)
※ラウンジ内に約15台のPCが設置されており、順番に操作していただきます
※上記のテーマは予告無く変更される可能性があります。日時1日目 2015年2月3日(火)13:00~18:00
2日目 2015年2月4日(水)13:00~18:00
・開催時間中は自由に参加して、自由に退席可能です。会場参加費無料対象クラウド上へのシステム展開を検討しているエンジニア(アプリ開発者、インフラエンジニア)スキル要件サーバー仮想化の概念と、TCP/IPネットワークの基礎を理解していること。Linuxの基礎操作が行えること。参加申込OpenStack Days Tokyo 2015の登録者は、事前申し込み不要で参加可能です。
参加希望者は実施時間内に会場へお越しください。 所要時間は1テーマ約15分前後 / 全体で約1時間です。